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ふと「最近お寺いってないな~」と思いました。
京都で暮らし始めたころ、休みのたびにお寺を巡り1日に3つも4つもまわったり。 2年目の今年はお祭りやイベントに通ってました。 今行くなら紅葉まで待ったほうがいいのか・・。いや、思い立ったが吉日。 ちょうどお茶のお稽古に行っている大徳寺で非公開寺院の特別拝観をやっているので、いつもより少し早く家を出ました。 「黄梅院」。織田信長の指示で豊臣秀吉が創建したお寺。小早川家、毛利家の菩提寺となっているそうです。 一足、踏み込んで感激!!とても美しい!コケの色合いといい、樹木とのバランスといい。 この直線の緊張感。日本の建築ならではですよね。 紅葉の時期まで待たなくてよかった。1本だけ色づいていて、緑との調和がスバラシイ!! 1枚だけの散紅葉。 思いのほか広く、いろんな顔がありました。 よく磨かれた廊下。本当に掃除が行き届いていました。きっとこのお寺のお坊さんは厳しい修行をされているのでしょう。禅宗では掃除も修行のうちとか。 枯山水のお庭は竜安寺の石庭などが有名ですが、この破頭庭はいたってシンプル、そして明快。 海と陸、ひれ伏す人間とお釈迦様の弟子たち、それを離れて眺めるお釈迦様。これだけの世界観をあらわしています。 ほかにも利休が六十六歳の時作った直中庭など歴史上貴重なものがたくさん。 とても気持ちよく感動したお寺でした。
by ki_cho
| 2007-11-07 01:41
| kyoto
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